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【2008/10/12 09:18】 | | page top↑
黄金の島
関西は梅雨が明けたと思ったら、猛暑です、、。
せめて、ブログでは涼しげに、と美しい海の景色の絵画を紹介します。

HenriーEdmond Cross作の「黄金の島」です。
オルセー美術館所蔵の作品です。オルセーで見てから、静かな点描の海が大好きになり、この絵画の絵葉書はいつもPC横に飾っています。

       20070727124356.jpg


Crossはベルギーとの国境に近い町ドゥェイに生まれた北仏人でした。
南仏、地中海のル・ラヴァンドウ近くのカヴァッツソンに居を定め、この作品もその地の景色らしいです。
Crossの友人であるベルギー人詩人のエミール・ヴァラーレンは、1905年のパリで開かれたCross展の序文に、この地のことを記しています

「近くには海、レ・モール山の連なり、そして遥かかなたには、そのあまりの美しさに人々が黄金の島と呼ぶイエールの島々が見える。」

白い砂浜から、穏やかな海へ、そして彼方の島は”黄金の島”と呼ばれている美しい景色なんですね。
よく見ると、上方にいくにしたがい、筆触が小さくなる手法を用いて、遠近感を与えています。点描画は線を使わず、点の集合で表現する画法です。画面上に並置された種々の色彩の小点が視覚のなかで混合する効果を応用したものです。
点描画という細緻な表現方法で、自然を見事に写し取っています。

穏やかで優しい細波が感じられ、爽やかな風の気配さえ感じる作品です。

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週末から所用で大阪にいてませんので、更新、コメントレス出来ません(汗)。



【2007/07/28 00:00】 | 絵画 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
大エルミタージュ美術館展
photo04.jpg

大エルミタージュ美術館展が、京都市美術館で始まりました。
上記画像の絵画はルートヴィヒ・クナウス作「野原の少女」です。

クナウスの作品は知らなかったのですが、この愛らしい少女の絵に興味を持ちました。
構図は少女が野辺で花を摘むという、単純明快なものです。
しかし、少女の背後に影のかかった木立を配置することで、赤い頭巾や少女の肌の透明感が際立ち、又、野辺の影の位置により、上空の雲の動きまで感じ取れます。
この少女の愛らしいおでこや頬、ぷくぷくした手、、、この時期の少女の愛らしさが暖かい日差しや、花々と共に表現されていて、心和む絵画です。
(なんとなく、”アルプスの少女ハイジ”を思い出します、、ハイジもよく山でお花を摘んでいました)

クナウスは風俗画家の巨匠として、幅広い社会層から指示されていたらしいです。写実的で素朴、人間に対する愛情が感じられる作品が多く、この「野原の少女」はそのクナウスの特徴を、よく表わしているそうです。

京都か、、以前ミレーの「春」を観たのも京都市美術館でした。前田健二郎設計の
和洋折衷様式で、重厚です。(東京日本橋高島屋も彼が共同設計者)
時間があれば、、、「野原の少女」を観たいな、、、。green-8
【2007/03/15 07:30】 | 絵画 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
Kissを巡る3つの物語・・・2回目  恍惚Kiss(絵画)
 2TheKiss.jpg


2回目の恍惚Kissの題材は、グスタフ・クリムトの「接吻」です。
ウィーンの世紀末から20世紀初頭に、新しい芸術を求めた分離派(セセッション)のリーダ的存在が、グスタフ・クリムトでした。

クリムトの名声を確立させたのは、金や銀を多様した2次元的装飾の中に、3次元的(写実的)に人物を閉じ込めた、いわば「永遠化」した画風によるものです。

私自身、この「接吻」は以前レプリカ(あ、小さいサイズなので高価なものではないです(汗))を自室に飾るぐらい好きな絵画でした。しかし、現在は飾っていません、、、この「接吻」はこの絵自体にかなりの存在感があり、ともすればインテリアを支配してしまうほどの影響力がある絵です。

眼も眩むほどの黄金の文様、、これは男性のほうは長方形のパターンで、文様自体が男性を象徴し、女性のほうは円形紋パターンで女性を象徴しています。
まさにこの瞬間”接吻”をしょうとしているのか、女性の顔は上気し、陶酔しているようにも見受けられます。又、この女性の顔を慈しむように両手で囲む男性の力強い手、、、。
足元の可憐な流れるような花々は、"愛”や”充足”を表現しているようにも感じます。
「接吻」はまさに"愛の楽園”を描き出しているのか、、、しかし、この構図を観て気になることが常に1つありました。
人物の上部の頭部部分が絵の枠ギリギリだということです。

クリムトは、”愛”や”エロス”を好んで表現した画家ですが、それと同時に"死”も表現しています。
「生と死」の間の「愛及びエロス」です。
この「接吻」は、ただ単に恋人同士の接吻を描いただけでなく、その背後の「生と死」を表現しているとも考えられます。

この構図のギリギリ感は、クリムトが求めた愛の高揚感、それに絡めて、"生”と”死”という相反するものの、ギリギリの統一を示しているのでは、、、、、、。

クリムトは人間のエロスを文様で記号化し、そこに植物的な生命感と、人間の命の躍動を、金箔という眩いばかりの世界で包み込み、”愛”という形で「生と死」を表現したのかもしれません。


【2007/02/28 00:00】 | 絵画 | トラックバック(0) | コメント(6) | page top↑
ジャン・フランソワ・ミレーの「春」
20070212112358.jpg

ジャン・フランソワ・ミレーの「春」です。ですが上の絵は私が高校時に描いた模写です。本物はこちらです。(想像空間さまのページです。コメントも素敵です。)
うーん、本物より、かなり雑ですし、技術もないです(焦)。

私がこの絵を初めて見たのは、小学生の時の新聞です。日曜版で絵画紹介のコーナーがあり、新聞半分のスペースがこの「春」でした。
雨上がりの田園の風景で、印象派の先駆けともなった作品です。

この絵を見た時、「あ、これこそ天国のイメージだ!」と思い、衝撃を受けました。光と影の交差、彼方の幽かに架かる虹、後方の幻想的な森林、、ミレーは「種を蒔く人」などが有名ですが、この絵は特に好きです。
高校1年の建築学科の美術演習の夏休みの課題が「自分の好きな画家の一番好きな絵を描く」でした。
迷わず、ミレーの「春」にしようと思いましたが、油絵の具などなく、、これはケント紙にアクリル絵の具で描いています、、ムチャクチャです、、紙は波打ってました(笑)。
又、絵のきちんとした基礎(建築学科でもすこしデッサンは習いますが)
もなく、悪戦苦闘しました(汗)。

よく生死の境を彷徨った人が「三途の川を渡りかけた、、」と話しますが、あれは”脳”が記憶している天国のイメージらしいです。
私だったら、この田園の中央の小道を、後方の幻想的な森林に向かい歩いて行くような気がします、、なにしろこの絵が私の”天国”のイメージなんです。

天国で思い出したのが、最近の興味深い記事です。
「輪廻転生」は事実、、、この記事を読むと、やはり森羅万象の思想が思い浮かび、又、「ガイア仮説」(地球全体を意思を持った生命体と仮定した説)などもこの記事の根底に通ずるものだと思います。
みなさんは、”天国”のイメージはありますか??
【2007/02/13 23:42】 | 絵画 | コメント(2) | page top↑
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