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前回のセルフイメージという言葉から、ネガ(内面)とポジ(外面)について考えました。
ネガで思い出したのが、ロボット芸術家荒木博志さん の「ASTROBOY(鉄腕アトム)」です。 10数年前に雑誌に掲載された写真![]() 荒木さんは、電子部品やアルミニウムなどで、立体アートの作品を制作されているのですが、この「ASTROBOY」を最初に見た時の衝撃は忘れられません。原作の手塚治虫さんはアトムに、明るいイメージだけでなく、もっと深い意味合いも持たせたと思うのですが、一般に販売されているアトムの立体物は、アニメそのままの明るいイメージのものだったと思うのです。 しかしこの荒木さんの作品は、アトムのネガ(内面)の部分というか、手塚さんがアトムに込めたメッセージを体現しているように感じられました。 けっして明るいだけでない、ロボットとしてのアトムの悲哀、、それがこの作品からは生々と伝わってきました。 アトムのイメージに限らず、人間はやはりネガの部分とポジの部分があると思うのです。 又、このようにブログを始めてみて、まず、文字だけで表現するということは、そのまま外見イメージがなく、ダイレクトに内面を映し出すようで怖いな、、、とも感じています。 人間誰しも多面的であり、様々な顔もあると思います。 昔、大学の心理学の授業で白い紙に木の絵を描いて下さいというのがありました。 私がまっさきに思い浮かんだ”木”のイメージは「この木なんの木気になる木〜」の木でした。(単純 )![]() 全くこの画像のような木を、紙一杯に描きました。時間が余ったので、りんごの実も多数描きました。 そして心理学の教授が紙を回収して、5枚ほど黒板に貼り付けました。(生徒数は70人程) そこには、私の絵も5枚目に貼られていて(内心ギャ〜でした)、一枚ずつ名前は伏せて、教授が説明していったのですが、、、うら憶えなので、印象のあるものだけ、、多分1枚目は枯れ木だったんです、教授によると、この木は精神面を表わしているので、この生徒さんの現時点での心の状態だということでした。次に印象に残ってるのは4枚目の木なのですが、幹がすごく太い木で、葉はほとんどなく、幹だけの印象の木でした、、、これは自我がかなり強く、頑固な所がある人かも?という分析でした。 私は最後なので、かなり緊張しましたが、木に葉が沢山生い茂り、実まで生っているのは精神面が充実していることが多いそうです。もっと色々マイナス面の指摘だと覚悟していたのに、意外でした。 もっと意外だったのは、4枚目が友人のMさんだったことでした。Mさんのイメージは、物静かな感じで、とても線が細くて、自我が強く頑固なイメージとは程遠かったのです。木のイメージとは正反対でした。 人は自分自身のネガ(内面)とポジ(外面)を使い分けているのかもしれないですね、、、又、内面といっても無意識のものもあり、もっと自覚できていない部分も多々あるのかな?と思いました。 |
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前回のローソン模倣で思い出したのが、美術家の森村泰昌さんの女優セルフポートレート作品のシリーズです。
森村さんは、古今東西の絵画や、映画女優に自ら扮したセルフポートレートの作品が有名です。 森村さん自身、男性にしては線が細いので女優さんに扮しても、あまり違和感がないです。 よく絵画は模写をしてその手法を追体験しますが、森村さんは絵画作品の一部に自らなりきり、入り込むことで、新たにその作品の背景や、意図を解釈しているのではないでしょうか。 以下は女優シリーズのセルフポートレートです。 フェイ・ダナウェイです、足も綺麗ですよね(感心)。 岩下志麻さんです。私は岩下さんに扮したのが一番好きかな、、、輪郭とか目の感じがかなり近いです。これは森村さんの写真付きエッセイ集です。確か、鶴橋とか生野区にアトリエがあったと思うのですが?、、映像で生身の森村さんを見ると、柔らかい大阪弁が印象的な方です。 ************************************* 女優に扮するで思い出したのが、6年ほど前の雑誌の映画特集で、イッセー尾形さんが俳優さんに扮していた写真です。この企画の題名は「一人アクターズ・スタジオ」でした。 ジャン=ポール・ベルモントイッセーさんいわく「フランス語を喋る人のアゴと唇の形を真似てみた」そうです。 ハンフリー・ボガートこれも「ボギーの特徴はその首が短く、肩がいつも窮屈そうなところ」だそうです。 アラン・ドロンこれも「彼の特徴はちょっとすっぱい表情なんだよね。コピーしてみると、体が硬い人という印象。肩より前に腕があって、その腕と肩と首とが一緒にあやつり人間のように動かすと、ドロンの動きになりますよ。」 さすがイッセー尾形さんですね、人間への観察力が鋭いです。 (もっと他の俳優さんもコピーされていたのですが、あまり載せても、、自粛(汗)。) イッセーさんはこの企画で 「創造とかクリエイティブなことって特定の人の才能じゃない、誰でも創作したいし、できる能力を持っていると思うんですよね。 実際ここまで徹底しなくても、普通の人も無意識に誰かスターを心の中でコピーして、自分にそのイメージを重ねてることって多いよね。端からみれば少し変でも、本人はスターを意識している人って、周囲にもよくいるでしょ。それは創造的なことでしょう。」 ん〜、なるほど、、、と思いました。自分の中での憧れのスタ−像ってありますよね。その憧れの気持ちが、自分のセルフイメージと重なっている部分は無意識に存在するかな?、、奥深いです。 |
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